34B.B.C BAND(三十四籠球会)とは

1990年代後半。「うーやんず」というバスケットボールサークルが存在した。

小さな市内の大会では優勝するなど、なかなかのメンバーが揃っていた。しかし日を追うごとにメンバーがどんどん膨れ上がり、いつしか制御不能なレベルに。運営の中核メンバーが、それぞれ仕事などで責任のある年齢にもなってきたこともあり、チームは運営メンバーの手を離れ、一人歩きを始めた。

それから数年。かつてのうーやんずの中核メンバーは20代の若者からすっかり34歳のオッサンになっていた。日頃の運動不足を解消すべく「球遊び程度」というノリで再び集結。「三十四籠球会」が誕生した。

 

バスケットボールサークルといえど、長いブランクと年齢のせいで、どちらかといえば飲み会が活動のメインとなっていた三十四籠球会。カラオケで盛り上がるさなか、メンバーの中に元バンドマンの「waka旦那」がいたことで、急展開を迎えることになった。

 

「バンドでもやっか?」

 

それが自己満足系オヤジエアバンド

「34 B.B.C BAND」の始まりだった。2005年冬の事である。