海のない夏

作詞 庶務 作曲 waka旦那

 

 

眩しい日差しにかざした
手のひら越し君の笑顔

焼き付いてる

「海が見たい」とじゃれる君が

何も見えなくなるほどに好きだった。

海のない街 君はいない
『いつか行こうね』と約束した海は幻


『人は変わっていかなきゃ
君の言葉の本当の意味に気が付けなかった

夢だけみてた僕に君は
さよなら告げた夏の終わり

海のない街 君はいない
呼び止めることさえできなかった情けない僕

ねぇ今 君は誰とあの海を見てるの?
誰もいない左 見つめて思うよ
もしも時をもどせるなら
きっと間違えない放さない その手を

 

二人過ごした短い夏のかけらは

今でもその胸に残っていますか?

夕立に打たれて 前髪つたう雫
風にただよう香り やわらかな唇も
すべて僕のこの両手で
守ってあげると誓ったのに

ねぇ今 君はだれとあの海をみてるの?
ぼくの声はそこに聞こえてこないの?
もしも願いが叶うなら
あの夏につないだ絆をもう一度